GUCCIグッチ 60周年 限定 レディース パテントレザー ホースビット ローファー MADE IN ITALY イタリア製 36 1/2 (23.5cm)
「1953」は、グッチというラグジュアリーブランドにとって重要な数字だ。1921年、イタリアのフィレンツェに開店した当初は、革製品の店だった。創設者であるグッチオ・グッチは、乗馬の世界から想起したアイテムも手掛け、それらは当時の富裕層たちの目に留まり、そこから今に続くラグジュアリーブランドとしての進化が始まった。そんなグッチの物語は、2021年に公開され一躍話題となった映画『HOUSE OF GUCCI』でも興味深く知ることが出来るが、馬具という強力なブランドアイデンティティから誕生したのが「ホースビット」だ。馬具のくつわの形をモチーフにした金具は、最初鞄のフラップモチーフに使われていたが、1953年に「ホースビット ローファー」として誕生し、サドルに代わり、ローファーの顔となった。当初はブラック、ブラウンのカラーバリエーションにサドルステッチを施し、“ソフトで履きやすいローファー”として人気を博した。その後、1980年には“ファッションデザインの模範”としてメトロポリタン美術館の永久所蔵コレクションに加えられたことも、この靴のデザインとしての完成度の高さを物語る。誕生から70年近くたった今でも、ファッションに傾倒する多くの人々の心をつかんで離さない。
使用感、スレ、汚れベタつきはありますがまだまだ履いて頂けると思います。